学校法人永原学園は、戦後間もない昭和21年に「佐賀栄養専門学院」として創設されました。創設者永原マツヨは「高度の知識を授け、人間性の高揚を図り、専門知識と応用技術をもって社会に貢献し、世界文化の向上と人類福祉に寄与する人物を育成する」という建学の精神を掲げ、学園全体が一丸となって真理の探究と人間性の涵養に努めることを目指しました。その流れを受け継いで、佐賀短期大学(現西九州大学短期大学部)は昭和38年に、西九州大学は、昭和43年に開学され、「福祉」とういう概念さえ社会に浸透していない時代に「健康と福祉の探求」をテーマに、特色ある教育研究を推進し、一貫して社会の弱い立場にいる方々に手をさしのべる教育を展開してきました。
爾来、永原学園は5つの学校・園を含む総合学園となり、西九州大学は佐賀県内唯一の4年制私立大学として5学部7学科1学環、大学院博士後期課程を擁するまでに発展しました。学園の創立当初から継承されてきた建学の精神は、今現在も学生、教職員、卒業生の中に脈々と息づいています。
AI、ロボット等の出現により速いスピードで変化するデジタル社会においては、自らの頭で考え行動し新しいものを創造していく力が求められます。本学園では、「学生が何を考えられるようになったのか」を重視した実践的な教育プログラムを通して、一人ひとりの「学ぶ力」を引き出しています。地元企業・団体等との演習・実習や地域の方々との様々な交流・体験によって学ぶ楽しさを実感する瞬間に出会うはずです。そんな学ぶ喜びをぜひ本学園で体感して下さい。お待ちしています。