お知らせ

平成29年度COC+勉強会『レゴ®シリアスプレイ®を活用したワークショップ』を開催しました!

COC+2018/2/27
平成30年2月23日(金)

今年1月に開所したばかりの西九州大学グループ健康支援センターで、
成29年度 COC+勉強会 『レゴ®シリアスプレイ®を活用したワークショップ~学生の成長を可視化しよう!』
を開催しました。

これまで、インターンシップに特化した内容で受入機関様を対象とした勉強会を実施してきましたが、
今回の主役はCOC+連携大学・短期大学の教職員fukidashi3
インターンシップやPBLなどのキャリア教育、職業統合的学習を進めていく上で、
教員・職員それぞれが、学生の成長にどのように関わっていけるかを振り返り、考える機会になればと企画しましたnikkori

とはいえ、「学生の成長」への観念や手法は人それぞれで、ましてや言葉で表現しづらいもの。
そこで今回は、
個人の心の奥に隠れた発想や考え、チーム力を引き出すレゴ®シリアスプレイ®という研修メソッドを用いました。
言わずと知れた遊び道具レゴブロックを使って、言い表せない思いを可視化する非常にユニークな手法です。

今回、そのレゴ®シリアスプレイ®メソッドのトレーニング修了認定ファシリテーターの資格を保有される
九州産業大学経営学部 教授 聞間理 先生を講師にお迎えしましたlaugh1F9A4
また、アシスタント講師として、九州産業大学経営学部 准教授 真木圭亮 先生、九州工業大学工学研究院 教授 中尾基先生、
産業カウンセラーでいらっしゃる有田千夏先生にご協力いただきましたnikkori


▲本日の講師、聞間先生。企画側の思いを汲みとったワークを考えてくださいましたF99F

まずはレゴ®シリアスプレイ®とは何ぞや?に始まり、ブロックに慣れるための導入ワークを行いました。
出来るだけたくさんのブロックを重ねたタワー作りに挑戦ですF9A7
 
  
 
積み重ねるだけとはいえ、ブロックの合わせ方や、バランスのとり方などなかなか難しく・・・・しかし、これがはまりますF9A9
タイムアップが告げられると、「えっもう!早い!」との声が多く聞こえてきました。
完成したら、どこに力をいれて作ったか、タワーで自分が気に入っているところは何か、グループで共有しますenlightened
作品をつくっては、自分の言葉で説明し共有する作業の繰り返し――これこそレゴ®シリアスプレイ®の手法です。

いよいよ本題に入ります。
最初のお題は、「自分の仕事の素晴らしさ」。
「えー!!難しい」「どう表現しよう」と、会場内はざわざわざわ・・・・・
しかし、やみくもでも実際に手を動かすと形になるもの。皆さま黙々と作業をされていらっしゃいましたsurprise

 
 
 
ここでももちろん、グループで共有します。
たとえ、やみくもに作ったレゴ作品だったとしても、それに何かしら意味づけをし説明する・語る行為で、
改めて自分の仕事への思いにも気付かされます。
さらにグループメンバーの思いを知ることができ・・・レゴ、深いです!

ここまでで、1時間40分経過fukidashi3
皆さま時間の流れがわからなくなるくらい、没頭して作業されました。

休憩をはさみ、次のお題に取り組みます。
次は「どんな学生が育ってほしいか表現する」というもの。
今度は自らブロックを自由に選び、作品を仕上げていきます。
 
 
▲ブロックも、色・形が実に豊富kirakira_starどれを使おうか、悩みます。
 
  

  
 
個性豊かな作品が出来上がりましたgrad
「多様性のある学生に育ってほしい」
「広い視野を持ち、さまざまなことに挑戦できる学生になってほしい」
「違いを認め合える学生に育ってほしい」
作品には、学生ひとりひとりに向き合う先生方の願いが詰まっていましたF9A7

今度は、グループで共有した作品を、ひとつの作品に「つなぐ」というお題ですF9A9
学生の教育に注ぐ思いは人それぞれ。敢えてそれをひとつにつなぐことで、グループでの目標を明確にし、
方針を定めることができます。
 
 
 
そしていよいよ最後のお題は、「そこに自分がどう関わることができるかを表現する」。
まさに今回のワークショップのテーマでもあるお題でしたnikkori
しかし不思議と、手が動きます。
すでにここまでのワークが、自分自身の在り方をも振り返るものだったからかもしれません。
 
  
▲どのグループも大作が仕上がりましたpachipachi

 

 
 
最後はグループ毎で発表です。
各グループ、学生への熱い熱い気持ちが込められていましたlaugh1
個人の関わり方については、参加者各々が自分の言葉で発表しました。
繰り返し、耳で聞き言葉に発することで、目標や方針を再確認し、意識付けできました。


実に3時間半に及ぶワークショップでしたが、「もっと時間がほしい」と感じるほどでした。
参加者からは
『自らの教育理念を再認識できました』
『楽しく、自分の内面に向き合えました』
『時間を決めて考えや理想をレゴを使用して言語化できることに感動しております』
『皆の作品を統合したことにより新たな考え方の発見があった』
『自分が意識しているようでしていない自分の気持ちを知ることができた』
『「同じ想い・目標に向かい教育をしている先生方も、それぞれ重きを置いているところ、情熱をもっているところが
 違うことに気付いた』
など感想をいただき、満足度は非常に高いものでしたF9A7

「今回の作品に込められた先生方の思い、学生に聞かせてあげたかったですね」と聞間先生。
得るものが非常に多いワークショップとなりました。
聞間先生、真木先生、中尾先生、有田先生、そして参加者の皆様、誠にありがとうございましたthanks


 
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