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    2024.01.17
    【社会福祉学科】「ボランティアから公有へ!」災害救助犬 (1/17)
 年明け早々、能登半島地震では多くの人的・物的被害が報告されています。震災で亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。また被災された方々に、お見舞い申し上げます。復興支援に携わる方々はこれからが正念場であると存じます。心身ともに健康に気づかい活動なさってください。

 今回の震災では岸田首相の発言からもうかがえるとおり多くの災害救助犬が被災地で活動を行いました。私のつかんでいる情報からは全国から60頭以上が出動していたようです。その多くはボランティアの救助犬およびハンドラー(指導手)でありました。私も佐賀で3頭の災害救助犬を育成しています。今回は個人的な事情で出動することが適いませんでした。近隣の被災ならば即座に対応できますが、遠隔地となると関係機関との調整、燃料、食料など自前の出動準備が必要です。2023年10月9日付の読売新聞佐賀版に救助犬の公有を訴える記事を掲載して頂きました。記事の内容を読んでいただければ分かるのですが、現在、災害救助にあたることのできる公的機関が所有する救助犬は非常に少ないのが現状です。今後も災害で運用する救助犬は必要不可欠です。私も個人的に「サーチ&レスキュードッグ九州SRK9-Q」というボランティア組織を運営しておりますが、様々な面で限界を感じています。少しでも多く救助犬の公有化が実現することを願っております。

 本会の活動の様子はサガテレビのYouTubeチャンネルでもご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=uPwH9kAgi5c

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