２年生対象の心理学実験Ⅱの授業で『パーソナルスペース』についての実験を行いました

　実験では、人が他人に対してどの程度距離をとっていれば、気詰まりな感じや落ち着かない感じを受けないのかを検討していきます

　実験は、①床に3メートルのテープを貼り、
　　　　　②一方の端から接近者が近づき、
　　　　　③もう一方の端にいる実験対象者は気づまりな感じや落ち着かない感じが
　　　　　　したところで合図をし、
　　　　　④実験者が両者の距離を測る、という流れで行いました。

　「目を合わせる」「目を合わせない」の2パターンで近づくことで、落ち着かない感じがする距離が変わるのかということも計測しました

　

　学生の皆さんは事前説明をしっかりと聞いて、班ごとに協力して実験に取り組むことができました
　パーソナルスペースの個人差や目を合わせたときとそうでないときの違いについても実感を通して理解することができたようです

　次週以降は実験で計測した全てのデータをもとに平均値を算出し、個人で実験レポートを作成していきます

　これまでの心理学実験Ⅰ・Ⅱの演習を通して、学生の皆さんの実験レポートを書く力が着実に高まっています

　身に着けたレポートを書く力は、３年生や４年生でのレポート・論文作成にも活かされますので、是非頑張ってほしいと思います