TOPICS

心理カウンセリング学科

    お知らせ2023.01.26
    【心理カウンセリング学科】学童クラブでのアルバイト体験報告
学生たちは、大学外でも地域で活躍しています。様々なアルバイトがありますが、今回は、地域の学童クラブ(放課後児童クラブ)でのアルバイト体験についてご紹介いたしますnote1

 
Cさん(2年生)に、アルバイトの内容と子どもたちとの関わりなどについて、聞いてみました。
どのような内容のアルバイトですか?
アルバイトでは、主に子どもたちと遊ぶことが中心です。他にも、宿題を一緒に考えたり、悪いことをしていると叱ったりすることもあります。普段なかなか子どもたちと関わる機会がなく、初めは、接し方が分からなかったり、叱り方が分からなかったりと戸惑いも多かったですが、少しずつ慣れながら子どもたちと関わっています。今は、「子どもたちと全力で遊び、気軽に相談も出来る先生」を目標に過ごしています。

子どもたちと関わるうえで、工夫していることを教えてください。
子ども扱いするのではなく、1人の人間として関わるということです。働いている先輩方を見ていると嫌なことは嫌と伝えたり、片付けはきちんと自分でさせたり子ども扱いをしていないことがわかりました。それからは、言葉はもちろん選びますが、普通に友達と会話するように話すことを意識しています。また、話題作りのため、流行っているアニメやゲームについて話せるようにアニメを見たり、ゲームについて調べたりしています。

大学での学びをどのように活かしていますか?
大学で学ぶ傾聴の基本など様々な部分が役に立っていると思います。子どもたちは、色々なところをしっかりと見ているので、話しをしている途中によそ見をしたり、他のことを考えたりすると「話聞いてる?」と言われます。そこで、カウンセリングの基本である傾聴の仕方を学び、実践してみるときちんと話を聴いてくれていると感じて貰えるようになったと思います。また、大学に行っていることにも興味があるようで、大学では何をするのかなど話のきっかけにもなります。


Dさん(2年生)に、学童クラブでの全体的な学びを聞いてみましたwink

子どもと関わる上で、私が特に気をつけているのは、話をしっかり聞くことです。授業で傾聴の仕方について学びますが、それを活かして、もっと子どもたちがはなしやすくなるように、話を聞く時は作業を止めたり、しゃがんだり座ったりして目線を合わせたり、「うんうん」と相槌や頷きを挟みながら聞くことを意識して実践するようにしています。 
また、アルバイトをしていて気になったことをゼミで調べてみたり、子どもたちの発達段階を学んだあと、実際に見聞きして体験したりすることもできました。 
 
 
 本学科の2年次には、カウンセリング実践演習(必修)が開講されており、傾聴の演習を行っています。また、ゼミナールⅠ、Ⅱでは、レポート課題に取り組み、発表会を行っています。これらに限らず講義で学んだ知識を実践に結びつけて経験を積み重ねることは、学生たち自身が自分の可能性を広げていく力になっていると感じています✨
これからの学生たちの飛躍を楽しみにしていますcat_thanks
 

一覧に戻る