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健康栄養学科

    お知らせ2018.10.29
    【健康栄養学科】授業風景~調理実習Ⅱ~
10月9日(火)より、1年生の「調理実習Ⅱ」が始まりましたcook
前期の「調理実習Ⅰ」で学んだ基礎をふまえ、行事食・郷土料理の内容も含めた実習を行います。また農産物の加工を行うことで、食品加工の原理を理解し、実践力を身につけることも授業のねらいとしています。
この実習を通して、実際の調理現場において応用できる知識や技術を学び、一人ひとりの学生が管理栄養士として社会へ羽ばたく力を育てていきます。

mushroom調理実習の第1回は和食の献立です。「栗ごはん、鯛の塩焼き、ひじきの炒り煮、菊花豆腐の吸い物、梨」の5品への取組みの中で、それぞれの材料の特性や持ち味を生かした調理を進めました。日ごろ、他者が調理した和食をいただく学生が、自らの手により完成させる面白さに気づき、目を輝かせながら学習に励みました。
鯛にうねり串を打つことや菊花豆腐を美しく仕上げることの困難を実感する中で、完成した時の喜びも感じているようです。また、干しひじきを水戻しした時のもどし率の学習では、教科書には4.5倍と記載しているにもかかわらず、実際に計量したところ10倍になっていることを確認しました。このことからも自分の眼や手で学ぶことの意味や大切さを理解したようです。

mushroom第2回は、秋の献立として「白飯、天ぷら、小松菜のゆず浸し、吉野鶏のすまし汁、芋ようかん」の5品を調理しました。九州ではいただくことが少ない秋の花、「菊」を美しく調理した小松菜のゆず浸し、さらに今が収穫の盛りのさつま芋を生かした芋ようかんの調理など学生の知識や理解を深める学習が実現しました。

授業では、事前に一人ひとりの学習目標を決定させ、事後には、目標達成度を確認させ、自己評価としています。これからの調理実習の中で、このことを繰り返し、学生が調理学習に対しての取組みをさらに進め、学びを深めていくことを期待していますbutterfly
 
↓第1回:和食献立「栗ごはん、鯛の塩焼き、ひじきの炒り煮、菊花豆腐の吸い物、梨」



↓調理実習風景



↓第2回:秋の献立「白飯、天ぷら、小松菜のゆず浸し、吉野鶏のすまし汁、芋ようかん」



 

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