小城市在住でスポーツに励む小学４～６年生とその保護者、スポーツ団体の指導者を対象に「第２回食スポ！大会」が開催され
健康栄養学部 堀田徳子教授が「ジュニアアスリートの栄養と食事」という演題で講演を行いました。

　　



ジュニアアスリートは運動に必要なエネルギーに加え、成長に必要なエネルギーを摂取するため、
1日3000kcalほどのエネルギー量を食事で摂取する必要があります。

身長・体重の記録をチェックし、成長のピーク時を見逃さないこと
そして成長ピーク時に、十分な量とバランスの取れた食事を摂り、しっかり寝て成長ホルモン分泌を促し、
運動についても無理しすぎないことが大切とのお話でした。

    　
朝ごはんシールを使って、食事を組み合わせ、バランスの良い食事について子どもたちに考えてもらいました。    
    　
主食はパンかな？それともごはんかな？　いろんなパターンの朝ごはんが出来上がりました           
                                                                            
                                                                           
 今食べているものが将来の自分のからだをつくります。
　　　　　　　　　　　　　
子どもたちも保護者さんも真剣に耳を傾けます　

    
参加者の中には、小城市内の少年・少女スポーツ団体の指導者さんたちの姿もありました。
スポーツ栄養学に関心のある指導者さんも増えているようです。

  
頑張っている子どもたちのため食事面でサポートしている保護者さんも多いことでしょう。
質疑応答だけではなく、講演後にも先生に相談する保護者さんの姿もありました。

主催者の方からは、資料にはデータや写真がたくさんあってわかりやすく、シールを使ったりクイズ形式で問いかけたり、
小学生も一緒に考えながら聞くことができる講演でした、と感想をいただきました。

成長期のジュニアアスリートのみなさん、成長ピークを見逃さず、十分な食事と十分な睡眠をとって
将来のための体づくりに努めてください