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お知らせ

    お知らせ2019.11.29
    リハビリテーション学科小浦教授と池田明子客員教授が国立ハンセン病療養所で認知症予防の講演をされました
 令和元年11月26日に、国立ハンセン病療養所邑久光明園の看護師さんのスキルアップ研修会で、西九州大学リハビリテーション学部学部長の小浦誠吾教授と、池田明子客員教授が「認知症予防におけるハンドケアの有効性とセルフケア」のボランティア講義が行われました。
 邑久光明園は、瀬戸内海を望む小さな島に立地しており、大阪府西淀川区にあった外島保養院の室戸台風被害からの代替移転先として、1938年(昭和13年)に開設された国立療養所だそうです。
 
 最初の小浦先生の講義では、ハンセン病の患者さんの平均年齢が86歳となっていることをふまえて、皆さん何らかの認知障害があっても不思議ではない状況を考慮したケアおよび認知症予防に関する内容をわかりやすく解説されました。
 
 
次に、池田明子客員教授がハンドケアのセルフケアと、患者さんへの実践方法の技術指導をされました。患者さんへの施術指導では、高齢の患者さんを想定して、車いすに座った状態でのハンドケアの施術の練習も行われました。
 

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 敷地内は、隔離された社会(町)が存在していたため、風光明媚な環境な中に監獄も残っていました。リハビリテーション学科作業療法学専攻の卒業生も、他の国立ハンセン病療養所に勤務しているため、医療職を目指すリハビリテーション学科や看護学科学生さんの研修先としても価値があると感じました。
 

 
入試広報課

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