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事業目標・計画 Business goals & plans

事業目標

認知症疑いの方を早期発見や予防、
そのご家族の支援

西九州大学では、一次・二次予防に積極的に参画する為に各学科(健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部・子ども学部)の強みを最大限に活かし、5年の期間内に4つの研究を遂行し、国の認知症初期集中支援事業を円滑に進める為に、各自治体と協業し独自の認知症予防推進システムの構築を目指します。

年次計画

平成28年度 研究 認知症疑い者の早期発見研究

佐賀県民約2,000人の心身機能を客観的に評価し、認知症疑い者等が要介護状態に陥る要因を1年毎の前向き研究法によって検証する。

  • 研究期間:平成28年度より5年間継続して実施する
  • 役割分担:リハビリテーション学科、スポーツ健康福祉学科(対象者評価)

認知症疑い者の早期発見率の向上のため、調査対象者と実施地区等に工夫を加える。これにより1,600名の一次予防(病気の発症予防)と400名の二次予防(早期発見・対応)へつなげることを目指す。

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平成29年度 研究 認知症予防のための早期対応研究

従来の体操や脳トレーニングに加え、自宅から徒歩で通える公民館等を利用した若年者(幼児から大学生)との交流型の認知症予防プログラムの開発と介入研究を行い、認知症予防効果を検証する。
◎育てる、収穫、料理を促す園芸療法アプローチ(今年度より園芸療法士免許取得制度開始)
◎本気でダイエットする認知行動療法アプローチ等をベースのプログラム

※特に、介護予防で課題となっている「日常生活活動(ADL)および運動習慣の管理」については、ICT企業と 協働して見守り等を含めた支援アプリを開発し、認知症予防の情報提供と生活機能管理を徹底して行う。
  • 研究期間:平成29年度より、3年間継続して実施(4年目はフォローアップ)
  • 役割分担:スポーツ健康福祉学科(運動指導)、健康栄養学科(栄養指導)、子ども学科、リハビリテーション学科(プログラム介入、運営)

認知症疑い者の早期発見率の向上のため、調査対象者と実施地区等に工夫を加える。これにより1,600名の一次予防(病気の発症予防)と400名の二次予防(早期発見・対応)へつなげることを目指す。

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平成30年度 研究 認知症の家族介護者への支援研究

認知症カフェ等の参加者を対象とした家族支援プログラムの開発と介入研究を行い、介護に立ち向かうスキルの向上やストレスマネージメントをはかることで在宅介護を継続するための要因やその効果を検証する。

  • 研究期間:平成29年度より、3年間継続して実施(4年目はフォローアップ)
  • 役割分担:心理カウンセリング学科(カウンセリング)、健康栄養学科(栄養指導)、スポーツ健康福祉学科(運動指導)、リハビリテーション学科(運営)

在宅介護率の維持と在宅介護ストレスの軽減率の向上を目指す。

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平成31年度 研究 認知症地域支え合いシステムの構築研究

地域支え合いシステムの構築のために地域住民を対象とした認知症支援ボランティアを養成し、研究Ⅱ、Ⅲへ主体的に参画させることによって地域の支え合いシステムの担い手を育成する。また、「人の役に立つ」という経験がボランティア自身の健康寿命の延伸(一次予防)にどの程度寄与するのかを検証する。

  • 研究期間:研究期間:平成30年度より、3年間継続(1年目研修)
  • 役割分担:社会福祉学科(研修、2年目以降の研究Ⅱ、Ⅲの実習)、リハビリテーション学科(運営)

認知症予防活動を運営する地域リーダーを養成するために、認知症支援員としてのボランティア登録200名を目指す。地域の支え合いシステムの内実である認知症ケアパスの効果について検証できる。

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事業進捗状況

外部リンク

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