GUIDE

副学長メッセージ・学部長メッセージ

副学長メッセージ

地域と共に、
学生の可能性を最大限に

西九州大学・西九州大学短期大学部 副学長

管原 正志Masashi Sugawara

本学の学生支援は、学園の基本精神である「あすなろう」を実現するため、すべての学生が学生生活を通して豊かな人間性を涵養し、学生の資質および能力を十分に発揮させることを目的として取り組んでいます。

地域大学宣言の大学として、地域貢献活動に参加をするプログラムを設定し、地域活性化の一翼を担うと共に、1年次では活動成果の発表会をするなど就業力育成に繋げているのもその一環です。修学の主体が学生にあることを踏まえ、学生第一主義という理念のもと、学生よりの意見聴取に基づいた調整を図り、障がいの有無にかかわらず、学生が共に学びやすい環境づくりに努め自立と社会参加につながる支援を行っています。

また、2024年4月より「ダイバーシティーセンター」を設置して学生相談、留学生支援、障がい学生支援、マイノリティー支援などを一元的に行います。

オープンキャンパスでの出会い

西九州大学・西九州大学短期大学部 副学長(教学担当)

橋本 健夫Tateo Hashimoto

7月20日に第2回目のオープンキャンパスが開かれ、390人の高校生及びその保護者の方々が参加されました。好天に恵まれ佐賀、神埼、小城の3つのキャンパスが大いに盛り上がりました。高校生の皆様にとって、オープンキャンパスは自らの進路を決める際の重要な手掛かりとなるものと承知しています。それ故、各大学は実像を伝えようと工夫を凝らして高校生の皆様のご来校を心待ちにしています。

西九州大学では、本年度中に5回のオープンキャンパスを開催することになっています。既に第1回目は6月23日(日)に、第2回目は7月20日(土)に実施し、共に多くの方々のご参加を得られました。続いて第3回目は8月10日(土)、第4回目は9月14日(土)に開催致します。そして、第5回目は来年の3月22日(土)に開催する予定にしています。この5回のうち、前半の3回は、3つのキャンパスで行います。この意図は、進学を予定されている学科の様子をしっかりと理解して頂こうという想いからです。従って、高等学校の2~3年生の皆様を対象とした内容、つまり、学科の授業や実習の様子を体験して頂くことに重点を置いています。また、入学者選抜方法を詳しくお伝えすることにも力を入れています。従って参加されることによって、高校生の皆さまが想い抱いておられる志望学科で授業がどのように行われているか、また、実習等の様子がお分かりいただけ、進学への想いがより強固になられるのではないかと推測しています。もちろん、予想とは異なることを知り、思い描いていた道を変更することになる可能性もあります。しかし、この出会いは非常に大切なものです。予想と現実が異なっていては、入学後に自らを責めることにもつながり、大切な青春時代の時間を浪費することにもなります。その意味では、前半3回のオープンキャンパスでは、進学先を確信させる出会いと、他分野への決断を手に入れる出会いの遭遇と位置付けることができます。
後半2回(9月14日、来年3月22日)のオープンキャンパスは、大学とはどのようなところだろうか、どのような学科があるのだろうか、また、どんな勉強をするところなのだろうか等、大学を知りたいという方々(高等学校1~2年生)のために開かれています。このために、佐賀キャンパスに大学と短期大学、そして専門学校がブースを開き、それぞれの学びを紹介することに重点を置いたものになっています。従って、佐賀キャンパスに来ていただければ、いくつもの学科等を見て頂き、体験して頂くことができます。もちろん、進学先としての西九州大学の学科をより正確に理解したいという高等学校3年生の方々も大歓迎です。

さらに、西九州大学では在学生が中心となってオープンキャンパスの企画運営を行っています。その意味では学生目線の内容となっています。また、大学生と話す機会が多く持つこともできます。大学生と話せるということは、高校生の皆様が抱く不安にも的確に答えられることを意味します。さらに、大学生の経験談も聞けることにもなり、入学後のキャンパスライフがリアルに描けるのではないかと思います。このチャンスを生かしましょう。
また、志望校以外のオープンキャンパスに参加するものではないと思っていませんか。教育に関しては、どの大学も大きくは変わりません。だから、近くの大学に志望する学科があれば、近くの大学のオープンキャンパスに参加し、教育内容を確かめるのも大切なことです。他大学を知ることによって、自分の進学する大学の特徴もより具体的に理解することができます。上手く、他大学を利用しましょう。

いよいよ夏休みです。どの大学もオープンキャンパスに力を入れる季節です。積極的に参加し、様々な出会いを楽しみましょう。

佐賀県の研究拠点としての
西九州大学・西九州大学短期大学部

西九州大学・西九州大学短期大学部 副学長(研究・リカレント教育担当)

上野 景三Keizo Ueno

本学は、60年前に小さな短期大学として出発し、その後小さな4年生大学として設立されましたが、今では5学部7学科1学環、1短期大学2学科を揃える中堅私立大学に成長を遂げてきました。大学の学部数の規模からして、九州の私立大学の中でもベスト10に入ります。

大学の研究力も確実に成長を遂げています。大学の研究水準をはかるときに用いられる指標は、日本学術振興会の科学研究費の申請・採択数です。本学は令和6年度にむけて70件の新規申請があり、採択数26件(新規+継続、短大含)でした。福岡の大手私立大学にもひけをとりません。九州内の私立大学で採択件数ベスト10に入る大学に成長しました。
大学の研究力の充実は、大学の教育力にも反映されます。なぜなら、大学教育は研究に導かれながら行われるからです。研究の水準が高ければ、より質の高い教育が保障されることにつながります。

今年度も本学の研究活動は旺盛に行われています。大学・短大が進める研究では、10件が採択されました。佐賀県募集のTSUNAGIプロジェクトでは、2023年度3件(継続)、2024年度2件が採択されました。SSP関連の研究「女性アスリート医科学サポート体制構築のためのモデル事業」、「佐賀県におけるスポーツ医科学の普及・定着に向けた競技力向上支援の取組」および「佐賀県におけるスポーツ栄養学の普及・定着にむけた調査」も積極的に進められているところです。

これらの研究成果の一端は、3月にSAGAアリーナで開催されたTSUNAGIコンベンションで報告され、本学からも多くの研究発表を行いました。その成果は、『西九州大学・西九州短期大学部研究シーズ集』(2024)にまとめられており、HPで見ることができます。
研究の成果は、短期間で実るものばかりではありませんが、これから西九州大学・西九州大学短期大学部発の成果が次々と生み出され、佐賀県の研究拠点としての役割の充実が期待されます。

学部長メッセージ

健康栄養学部

健康栄養学部長/健康栄養学科長

福山 隆志

病気の予防、健康の保持増進だけでなく、治療の効果を高めることにも役立つ「食事」。本学科では「食べること」を科学的に学んで、栄養の専門家として医療、福祉、教育現場で活躍できる管理栄養士を育成しています。地域での栄養教室で実践力を磨くほか、「健栄オリジナルメソッド」で学生を国家試験合格へと導きます。

健康福祉学部 学部長

黒田 研二

健康福祉学部は、社会福祉学科とスポーツ健康福祉学科の2つの学科から構成されています。社会福祉学科では、社会福祉制度やさまざまな資源を活用して人々を支援する方法を学び、スポーツ健康福祉学科では、スポーツを通じて生活を豊かにする方法を学びます。いずれも、人々の健康と福祉を増進することを目指している点で共通しています。

リハビリテーション学部

リハビリテーション学部 学部長

小浦 誠吾

現代のチーム医療では、理学療法士、作業療法士は不可欠な高度な専門職として確立されています。本学部は、リハビリテーションの各分野のエキスパートである経験豊富な教員が揃っており、チーム医療に関する最新の考え方や知識を、体験を織り交ぜながら楽しく学ぶことができます。人々の生活そのものを豊かにできるリハビリテーションの専門家を目指して、是非本学で一緒に学びましょう。

子ども学部

子ども学部 学部長

田中 麻里

人は誰でも、子ども期を経て大人になり、その過程でさまざまな経験と思考を重ね、生きる力や人格、そして他者への愛着等が形成されます。子ども期は重要であり、子どもに関する学びは、人生を学ぶことと深くつながっています。子ども学部で、子どもの心身の発達、教育、保育、生活や心の支援に関する学びを深め、あなたの人生をより豊かなものにしませんか。

看護学部

看護学部 学部長

中島 洋子

看護学部では、多様化・複雑化する少子高齢社会における健康ニーズに対応できるよう、地域や社会、生活者を見る視点を養います。また、専門職として自らの判断や行動に責任をもち、倫理観・専門知識に基づいた看護実践力、コミュニケーション力、チームワーク能力、自己研鑽力を身につけたプロフェッショナルの育成を目指します。