GUIDE

副学長メッセージ・学部長メッセージ

副学長メッセージ

地域と共に、
学生の可能性を最大限に

西九州大学・西九州大学短期大学部 副学長

管原 正志Masashi Sugawara

本学の学生支援は、学園の基本精神である「あすなろう」を実現するため、すべての学生が学生生活を通して豊かな人間性を涵養し、学生の資質および能力を十分に発揮させることを目的として取り組んでいます。

地域大学宣言の大学として、地域貢献活動に参加をするプログラムを設定し、地域活性化の一翼を担うと共に、1年次では活動成果の発表会をするなど就業力育成に繋げているのもその一環です。修学の主体が学生にあることを踏まえ、学生第一主義という理念のもと、学生よりの意見聴取に基づいた調整を図り、障がいの有無にかかわらず、学生が共に学びやすい環境づくりに努め自立と社会参加につながる支援を行っています。

また、2024年4月より「ダイバーシティーセンター」を設置して学生相談、留学生支援、障がい学生支援、マイノリティー支援などを一元的に行います。

桜が招いた希望の星たち

西九州大学・西九州大学短期大学部 副学長(教学担当)

橋本 健夫Tateo Hashimoto

待ちに待ったサクラの開花でしたが、雨や風の洗礼を受け、ゆっくり鑑賞する間もなく葉桜となりました。花の下でお弁当を開いて、ゆったりと時間を過ごす楽しみは来年に持ち越しになり、少し残念な気持ちです。
しかし、キャンパスは花盛りの様相を呈しています。1年生全員が神埼キャンパスに集い、大学での学びを始めているのです。コロナ禍で自粛せざるを得なかった対面授業が全面的に解禁され、あちこちの教室から元気な笑い声が聞こえてきます。教室に集まることもなくパソコンの画面に静かに向かっていた時代が嘘のようです。

さて、西九州大学では1年次の共通教育において、いくつかの新しい試みを行っています。一つは、水曜日と木曜日は神埼キャンパスに1年生全員が集まり、共通教育を受けていることです。コロナ禍の前の状態に戻ったということになるかもしれませんが、新しくデジタル社会共創学環の学生さんが加わっての実施です。また、留学生の方々も多くなっています。もう一つの試みは、授業を学科ごとに受講する形から、学科にとらわれずにクラスを編成し、授業を受けるシステムへの転換です。これにより、学生さんたちは、様々な意見を持つ他の学科の方々との交流が容易になります。これらは、社会で進んでいるダイバーシティ(多様化)に適切に対応できる能力・態度を身に付ける基盤の構築に寄与するものと考えています。

また、波戸岬少年自然の家での合宿研修を実施することにしました。波戸岬ではカッターを漕ぎ、全員で食事を準備します。夜を徹してのおしゃべりもあるかもしれません。この中で、相互に認め合う態度や互いに尊敬する心が育まれることと思います。そして、何よりも友達との距離や教員との距離が短くなります。これは、学長が掲げる「学生主体の大学の創設」に無くてはならないものです。お互いに本音を出し合って未来を語り、キャンパスライフを充実させることができれば、西九州大学は理想に向けて歩み続けることができます。昨日は、波戸岬への第一陣の出発式がありました。輝く顔で帰ってくるのが楽しみです。

一方、西九州大学は、社会の期待に応えて令和9年度の健康データ科学部(仮称)の開設を申請中です。現在の高校1年生から入学できるようになります。大学HPで新学部の情報を適宜発信していきますので、アクセス下さい。

佐賀県の研究拠点としての
西九州大学・西九州大学短期大学部

西九州大学・西九州大学短期大学部 副学長(研究・リカレント教育担当)

上野 景三Keizo Ueno

本学は、60年前に小さな短期大学として出発し、そして小さな4年生大学として設立されてきましたが、今では5学部7学科、1短期大学2学科を揃える中堅私立大学に成長を遂げてきました。来年度には、1学環が加わります。九州の私立大学の中でも、大学の学部数の規模からしてベスト10に入ります。

大学の研究力も確実に成長を遂げています。大学の研究水準をはかるときによく用いられる指標は、日本学術振興会の科学研究費の申請・採択数です。本学は令和6年度にむけて70件の申請がありました。福岡の大手私立大学にもひけをとりません。令和5年度をみても九州内の私立大学で採択件数ベスト15に入る大学に成長しました。

大学の研究力の充実は、大学の教育力にも反映されます。なぜなら、大学教育は研究に導かれながら行われるからです。研究の水準が高ければ、より質の高い教育が保障されることにつながります。

とくに今年度、本学の研究活動は旺盛に行われています。大学・短大が進める研究では、12件が採択され、佐賀県募集のTSUNAGIプロジェクトでは、3件が採択されました。SSP関連の研究「女性アスリート医科学サポート体制構築のためのモデル事業」、「佐賀県におけるスポーツ医科学の普及・定着に向けた競技力向上支援の取組」および「佐賀県におけるスポーツ栄養学の普及・定着にむけた調査」も積極的に進められているところです。この他にも佐賀大学医学部とのメタボ癌に関する共同研究が着手されています。

研究の成果は、短期間で実るものばかりではありませんが、これから西九州大学・西九州大学短期大学部発の成果が次々と生み出され、佐賀県の研究拠点としての役割の充実が期待されます。

学部長メッセージ

健康栄養学部

健康栄養学部長/健康栄養学科長

福山 隆志

病気の予防、健康の保持増進だけでなく、治療の効果を高めることにも役立つ「食事」。本学科では「食べること」を科学的に学んで、栄養の専門家として医療、福祉、教育現場で活躍できる管理栄養士を育成しています。地域での栄養教室で実践力を磨くほか、「健栄オリジナルメソッド」で学生を国家試験合格へと導きます。

健康福祉学部 学部長

黒田 研二

健康福祉学部は、社会福祉学科とスポーツ健康福祉学科の2つの学科から構成されています。社会福祉学科では、社会福祉制度やさまざまな資源を活用して人々を支援する方法を学び、スポーツ健康福祉学科では、スポーツを通じて生活を豊かにする方法を学びます。いずれも、人々の健康と福祉を増進することを目指している点で共通しています。

リハビリテーション学部

リハビリテーション学部 学部長

小浦 誠吾

現代のチーム医療では、理学療法士、作業療法士は不可欠な高度な専門職として確立されています。本学部は、リハビリテーションの各分野のエキスパートである経験豊富な教員が揃っており、チーム医療に関する最新の考え方や知識を、体験を織り交ぜながら楽しく学ぶことができます。人々の生活そのものを豊かにできるリハビリテーションの専門家を目指して、是非本学で一緒に学びましょう。

子ども学部

子ども学部 学部長

田中 麻里

人は誰でも、子ども期を経て大人になり、その過程でさまざまな経験と思考を重ね、生きる力や人格、そして他者への愛着等が形成されます。子ども期は重要であり、子どもに関する学びは、人生を学ぶことと深くつながっています。子ども学部で、子どもの心身の発達、教育、保育、生活や心の支援に関する学びを深め、あなたの人生をより豊かなものにしませんか。

看護学部

看護学部 学部長

中島 洋子

看護学部では、多様化・複雑化する少子高齢社会における健康ニーズに対応できるよう、地域や社会、生活者を見る視点を養います。また、専門職として自らの判断や行動に責任をもち、倫理観・専門知識に基づいた看護実践力、コミュニケーション力、チームワーク能力、自己研鑽力を身につけたプロフェッショナルの育成を目指します。