大学案内 GUIDE
学長挨拶

個性も、技術も、自信も、
西九州大学は育てます
西九州大学 学長
兒玉 浩明Hiroaki Kodama
学校法人永原学園は、来年で創立80周年を迎えます。戦後間もない昭和21年(1946年)に創設者の永原マツヨにより佐賀栄養専門学院が現在のアバンセに近い上多布施に開学しました。その後、昭和38年に佐賀市内に短期大学が、昭和43年に4年制大学が神埼市に創設されました。
西九州大学は、「健康と福祉の探求」を目標に掲げ、社会が求める人材を輩出するとともに、教育研究力を生かして地域社会への貢献を行ってきました。現在、佐賀県内の神埼キャンパス、佐賀キャンパス、小城キャンパスに、健康栄養学部、健康福祉学部、リハビリテーション学部、こども学部、看護学部、デジタル社会共創学環の6学部・学環、大学院修士・博士前期課程7専攻、博士後期課程4専攻の総合大学として、人や地域にやさしい、地域とともに成長する大学を目指しています。
西九州大学の建学の精神は、「高度の知識を授け、人間性の高揚を図り、専門知識と応用技術をもって社会に貢献し、世界文化の向上と人類福祉に寄与する人物を養成する」です。このような学園の伝統と教育経験から得られた「あすなろう」を基本精神としています。「あすなろ(翌檜)」はヒノキ科に属する常緑樹で、長い年月を経てヒノキに似た巨木になることから、あす(明日、翌日の翌)はひのき(檜)のような大木になろうという意味が込められています。西九州大学の「あすなろう精神」には、今は未完の若者であっても、いずれはたくましい巨木に育ち、大きく広げた緑の傘で人間社会を暖かく包み込んでいくような人物になって欲しい、また、高い志を掲げて生涯学び続ける努力をする人物になってほしいという強い願いが込められています。
大学での学びは、どの大学に入ったかよりも、大学でどれだけ成長できたかが重要です。皆さんには、これから、地域社会へ、そして世界へ羽ばたいていく人材になる未来が待っています。西九州大学は皆さんが胸に抱いている期待と希望とやる気を忘れることなく、心身ともに健康で充実した大学生活を送り、大きく成長していくことを全力で支援していきます。皆さんが自分らしく生きるための個性を育み、地域社会へ、そして世界へ貢献できる確かな技術を磨き、未来へ自信をもって一歩を踏み出せるように、個性も、技術も、自信も、西九州大学は育てます。