Nishikyu's Rikejoニシキューのリケジョ

Teachers

安田 みどりMidori Yasuda

所属学科
健康栄養学科
専門分野
食品化学、食品機能学
研究テーマ
健康に寄与する食品に関する研究、おいしさを科学的に評価する研究

リケジョを目指したきっかけ

数学の問題をいかにスマートに解くか、夢の中でも考えるほど好きでした。

小さい頃から、理系の科目が好きでした。例えば、数学の問題をいかにスマートに解くか、色々考えるのが好きでした。どうしても解けない問題があり、1週間くらい考えて夢の中で解いて、飛び起きたこともあります。化学に興味を持ったのは高校の時。化学の先生が毎回教壇で実験をして下さったのですが、よく失敗をされて、「うまくいかないこともあります。」とおっしゃって。実際の現象は教科書とは違うのか、と思ったのがきっかけかな?

斎木 まど香Madoka Saiki

所属学科
健康栄養学科
専門分野
食品衛生学
研究テーマ
神埼市特産ワビシ外皮の抗菌活性の解明および実用化の探索

リケジョを目指したきっかけ

小さい頃から論理的に式をたて、答えを導くことが得意でした。

私は小さい頃から国語がとても苦手で、数学のように論理的に式をたてて答えを導いていくことの方が得意でした。そのため、自分の脳は理系脳なのではと考えるようになり、理系大学を卒業した後の就職先を調べたところ、やってみたい仕事が多数あり、理系を迷わず選択しました。現在の仕事は、その時に調べた仕事ではないですが、やはり私は理系脳のようで楽しく仕事をしています。

岸川 由紀Yuki Kishikawa

所属学科
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
専門分野
神経科学
研究テーマ
情動的側面に着目した慢性疼痛の病態解明

リケジョを目指したきっかけ

高校の物理学で学んだ知識の感動は、今でも忘れられません。

中学生の時は、答えを導き出す過程が面白くて数学が好きでした。高校では物理学に惹かれました。自然現象は数式によって定量的に示されることを知り、感動したことを覚えています。ジェットコースターや空の青色、サイレンの音など、何気なく過ごす日常にある物理的原理の存在と、その答えを導く数式を考えることがとても楽しかったです。未だに探究心は衰えを知らず、分野は異なりますが、現在では神経科学の研究を行っています。

松尾 萌美Moemi Matsuo

所属学科
リハビリテーション学部リハビリテーション学科作業療法学専攻
専門分野
作業療法学、脳科学
研究テーマ
脳波と機械学習を用いた注意機能評価法の開発

リケジョを目指したきっかけ

エビデンスに基づく医療の提供のため、研究で医療に貢献したい。

医療現場では、エビデンスに基づく医療(evidence based medicine; EBM)が求められます。私はこのEBMを提供したいという思いがリケジョを目指したきっかけです。人の体や心を司っている脳活動は様々な機械を用いることにより可視化でき、そこから得られたデータを分析することで私たちは多くの知見を得ることが可能となります。私は研究により医療に貢献したいと考え、活動を行っています。

西尾 美登里Midori Nishio

所属学科
看護学科
専門分野
在宅 男性 高齢者
研究テーマ
男性の家庭内進出 高齢者の役割獲得

リケジョを目指したきっかけ

理系の学問は苦手でしたが看護師を目指し、リケジョになりました。

女性はこれから一生働く時代と思い、看護師を目指しました。看護師を目指すということは、必然的にリケジョになるということでした。もともとは理系の学問は苦手でしたが、理系の学問を意識することは、生活にとても役立つと感じています。感情的になりそうな時、感情の渦に沈みそうな時、ロジカルに物事をとらえ、現象の仕組みや原因から発生するプロセスと照合する思考は、暮らしの中で随所に役立っています。

藤田 史恵Fumie Fujita

所属学科
西九州大学 看護学部 看護学科
専門分野
小児看護学
研究テーマ
慢性疾患患児・家族への看護、小児の生活習慣に関する研究

リケジョを目指したきっかけ

臨床で経験したことを活かして学生の教育・研究に励んでいます。

リケジョを目指したきっかけは、私の母親が看護師だったことが大きいです。幼い頃から母親が勤務する病院へ出入り等するうちに、看護師という仕事を知り、自然と憧れを持つようになりました。また、幼い頃から母親のナース服姿が好きで、物心ついた時から私も母親のような看護師になりたいと思うようになりました。子どもが大好きで小児看護学を専門としており、臨床で経験したことを活かして学生の教育・研究に励んでいます。

私たちも
リケジョプロジェクトを
推進しています

大澤 得二Tokuji Osawa

所属学科
健康栄養学科
専門分野
解剖学、動物発生学
研究テーマ
組織再生と細胞外基質

理系を目指したきっかけ

実体顕微鏡による20倍の世界も、自然の理解に大いに役立つものだと思っています。

小学校5年生の時、肉眼では見られない微生物がいるという事を知り、顕微鏡が欲しくなりました。現在はコレクターとして数十台の顕微鏡を所有していますが、中学生の頃は顕微鏡の自作もし、ワムシやミカヅキモを観察していました。ついでながら望遠鏡の自作もしましたので、どうもレンズを使った光学機器を使って自然観察をするのが好きなのだと思います。医科大学で解剖学の教員をしていた頃は電子顕微鏡で組織の観察をしていましたが、一方、実体顕微鏡による20倍の世界も、自然の理解に大いに役立つものだと思っています。

橋本 健夫Tateo Hashimoto

所属学科
スポーツ健康福祉学科
専門分野
小・中学校の理科と総合的な学習の時間の教育、及び、高等教育
研究テーマ
高等教育改革及び学校教育の科学教育改革

リケジョへのメッセージ

日本の自然科学の発展には女性の活躍が必要です。

小・中学校の理科では女子の児童・生徒が元気一杯に活動していますが、高等学校以降はその姿が少なくなっていきます。これでは日本の自然科学の発展が期待できません。キューリー夫人を例に挙げるまでもなく、自然科学には、女性の活躍が必要です。そこで、リケジョを育てようと思い、この催しに参加しています。自然科学は楽しいなと、夢中になって頂ければと思っています。楽しみましょう、そして、未来を拓きましょう。