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お知らせ

2025.09.02

大塚製薬株式会社 栄養科学研究所への見学ツアーを開催しました

こんなところに研究所があるんだ!

8月20日(水)に22名の女子中学生・高校生の皆さまと保護者さまにご参加いただき、大塚製薬株式会社 栄養科学研究所への見学ツアーを開催しました。
研究所があるのは、周りを田園で囲まれたのどかな吉野ヶ里の地。ポカリスエットやカロリーメイトなどは、言うまでもなく馴染み深いアイテムですが、私たちの身近な地域でその商品の研究や製造がなされていることに驚く方もいらっしゃいました。

 

研究所の紹介と女性研究員の方からのメッセージ

 

栄養科学研究所について学ぶ
 今回の企画について、健康栄養学科の安田みどり教授より説明を行ったのち、研究所長様より栄養科学研究所の沿革やビジョンをご説明いただき、2名の女性研究員の方から研究職をめざした経緯、現在の仕事内容についてご紹介いただきました。
 薬学部ご出身のおふたりでしたが、薬学部の学生が必ずしも全員が薬剤師をめざすわけではなく研究職の道があることや、理系出身だからこそ活躍できる職種があることなどをお話しいただきました。

 理系分野への関心がありつつも、進学後の具体的なイメージを持ちづらかった参加者も多かったなか、仕事内容をいきいきをお話される様子はよいロールモデルとなったようです。





 

いざ!研究所を探検

 

みんな興味津々
 ご講義のあとはお待ちかねの研究所探検!普段は立ち入れない研究所の内部を見学させていただきました。
廊下の一角には、ポカリスエットやカロリーメイト、エネルゲンなど大塚製薬株式会社を代表するラインナップがきれいに並べられたガラスケース。
 今ではペットボトルを多く見かけますが、ガラスケースには480ccサイズ缶のポカリスエットもおかれていました。なんだか懐かしい気がするそれもそのはず、ポカリスエットの商品化は1980年のこと。発売から40年が経過するロングセラー商品です。現在でも研究を重ね改善が続けられているとのこと。
 廊下の壁には、商品開発にかかるさまざまな研究の結果を載せたパネルがずらり。そこからは、仮説を実証を何度もくりかえす地道なチャレンジの軌跡が感じ取られるものでした。“研究は楽しいことばかりではない、思うような結果がでないことも多々ある中でめざす結果が出たときにやりがいを感じる”というメッセージとともに、胸に刻まれるものでした。

 

未来のリケジョへ

アンケートからは、
  • 実験の内容や結果のデータが書かれていたものを見て研究についてもっと興味がわきました。
  • 理系が役に立つ職業がたくさんあると知ったし、楽しそうだと思った。
  • 薬学部へ進学しようとしていて薬学部の先輩がどのような場面で活躍しているか知れたし、研究職もやっぱりいいなと思った。
など、研究職についての関心の高まりがうかがえました。

また、
  • 大塚製薬の方々が研究にかける思いの強さを知ることができた。自分の好きな(興味のある)分野を存分に研究しつくすことに魅力を感じられた。
  • 開発から販売までの流れと、その中で研究員の方がどう関わっているかが知れて面白く、将来の職業を選ぶ参考にしようと思いました。
  • ポカリスエットやカロリーメイトについての研究成果を全然知らなかったので知ることができて良かったです。
などの感想もあり、商品開発の裏側に目を向ける機会にもなりました。

研究の合間を割き、貴重な機会をいただきました大塚製薬株式会社 栄養科学研究所のみなさま、誠にありがとうございました!

 
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