管理栄養士にとって給食管理は重要な業務のひとつです。給食経営管理実習では、「給食ってどんな風に作るんだろう？どんな作業が必要なんだろう？どのように衛生管理をするんだろう？」等を体験的に学んで、給食システムを理解していきます。管理栄養士は給食システムを理解して、指導そして管理しなければならないので、学生たちは少しでも多くのことを吸収しようと、「百聞は一見に如かず」の精神で率先的に取り組んでいます。
　実習前日、ちゃんと献立の材料が発注したとおりに届いたのか、ちゃんとした品質のものが届いたのかをチェックするために検収を実施します。検収は衛生管理のためにも重要な業務です。そして実習当日は、管理栄養士班と調理員班とに分かれて１２０食分を作ります（この日は主菜が選べるセレクト食を実施しました）！大量調理に応じた調理機器の使い方、作業工程を学び実践力を習得します！
　実施後、管理栄養士班は自分たちが計画した献立案どおりに運営されたかを知るために、検食簿や衛生管理簿、栄養出納表そして嗜好調査等の結果を集計します。そして、この結果をもとに反省点等をみんなで評価し、次回の実習がより良い給食運営になるようにフィードバックします。