平成26年12月7日（日）神園キャンパスにおいて、京都文教大学の森谷寛之先生をお迎えしての記念講演会と福祉、教育、医療領域で臨床心理士として活躍されている本学大学院修了生3人の方々をシンポジストに迎えてのシンポジウムが開催されました。
 森谷先生は、「こころの健康とカウンセリング」をテーマに、心理学の誕生について、物理学、生物学、医学の誕生と関連付けながら、物と物との相互作用から人と人との相互作用に至るまでの経緯を興味深く話されました。人間の心の成長過程を科学的な視点から見つめていくプロセスに参加者一同、心理学が奥深い学問であることを改めて考えさせられました。そして「とてつもなく話を聞くことの大切さ」が臨床心理士の本質であることの提言も興味深いものでした。
 シンポジウムでは、修了生が臨床心理士として活躍し確実に成長していることを実感しました。