7月11日（水）、介護実習でお世話になる29の施設・事業所の指導者様に
ご出席いただき、「実習連絡協議会」を開催しました。
この会は「夏の実習」に向けて、毎年この時期に行っているものです。

まずは平成29年度の実習実績報告を行い、
8月より始まる夏季実習と２～３月に行う春季実習に向けて
学内での指導内容やカリキュラム、学生の学びの状況と共に
実習期間中の巡回指導や出校日についての説明を行いました。
 


次に実習報告として、「実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに関する学び」を３年生の代表者2名に、
「実習Ⅳの学びの報告及び実習Ⅴに向けて」と題して４年生の２名に
発表を行ってもらいました。
最初は緊張していましたが、スライドを使用しての発表では、
実習で困った時に指導者様よりアドバイスしていただいたことが次の目標につながったこと、
援助の場面でのエピソードや夜勤実習での気付きなど、
経験を通して得たことについての報告を行いました。
 


発表を聞きながら、
短い実習期間の中でかけがえのない経験をさせていただいていること、
指導を通して課題解決をしていく様子、
これまでの実習で学んだ一つひとつのことが学生の「介護観」を構築させることに
つながっていること等、成長のプロセスが窺えました。　　　　

発表後、指導者様より
　「成長が見えて嬉しい」
　「実習中なぜ？なぜ？なぜ？と問いかけ続けたことが考える実習につながっており、
　　指導効果が発表で確認できた」
というコメントをいただきました。

会の終わりには、２年生は初めての実習であるため、
配属施設の指導者様へ挨拶を行わせていただきました。
温かい言葉をいただいたことで不安が解消している様子でした。



実習施設は「学びの宝庫」であり、8月16日からの実習では多くの利用者様と関わり、
学内で学んだ知識と技術を統合させながら「実践の科学」を学んできてほしいと思います。
３年間（通算57日間）の実習が目指す介護福祉士への道につながります。
暑い夏の実習ですが、夢の実現に向けて色々なことに自ら「try」してください!

～指導者の皆様、お忙しい中にご出席いただきまして、ありがとうございました。～