調理教育学実習は、患者対象の料理教室の企画・運営を学ぶ科目です。
与えられたテーマをもとに、料理教室でどのような栄養食事指導を行うのか講話の内容や献立を考え、食事療法を実践するための技術を指導する、という一連の流れを実習します。
今回は、メタボ予防、初心者向け糖尿病の料理教室、夏場の食欲不振の糖尿病患者向け料理教室、高血圧症を合併している糖尿病患者向けの料理教室という4つのテーマについて料理教室を行ってもらいました
料理の写真は夏場の食欲不振の糖尿病患者向け料理教室で提案された、神埼そうめんを使った料理です夏場の暑くてだるい、調理もあまりしたくない、食欲もないという時にできるだけ簡単に、余り火を使わず、するっと食べられてかつ単位を調整しやすいということで提案してくれました。
学生は料理教室の本番に向けて入念に準備や打ち合わせを行い、患者さんが楽しく参加できるよう工夫を凝らしています。この実習での学びは、病院実習で、さらには就職した時に、大きく役立ちます