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    2017.12.06
    【社会福祉学科】第27回 西九州大学社会福祉研究会を行いました(11/25)
社会福祉学科では、年1回「社会福祉研究会」を行っています。
これは、在学生・卒業生、教員が社会福祉の理論や実践に関する動向を理解し、
学術研究の向上を図ることを目的としています。
今年度は11/25(土)に「地域における認知症支援」をテーマに開催しました。
当日は在学生や卒業生のみならず、福祉施設職員の方、高校生と約120名に参加いただきました。

  

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  9:20~開会式
  9:30~11:00 研修会『認知症サポーター養成講座』 下岡 睦 氏
          (社会福祉法人 凌友会 きんりゅうケアセンター桂寿苑 事業運営部長)
  11:10~12:30 講演『大牟田市における地域支え合いのしくみづくり』 大谷 るみ子 氏
          (社会福祉法人 東翔会 高齢者総合ケアセンター サンフレンズ
           地域生活支援局長 グループホーム ふぁみりえ ホーム長)

11月27日(月)の佐賀新聞にも掲載されましたので、こちらもご覧下さい。
   佐賀新聞/uploads/ck/adminmajor/files/20171211_154708.pdf
    (データ使用については、佐賀新聞社の許可を得ています。)


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『認知症サポーター養成講座』では、
現在、認知症の方は全国で462万人で高齢者(65歳以上)の約7人に1人の割合であること、
佐賀県は3万4千人で6人に1人の割合であること、一人ひとりの生活に視点を置く必要が
あること、認知症の原因となる病気、中核症状と周辺症状(行動・心理症状)、
環境づくりや接し方、早期発見・早期治療などを多くのことを学びました。
正しい理解をする偏見をもたず温かい目で見守る「認知症の方の応援者となる」
という言葉が印象的でした。


 
 
『大牟田市における地域支え合いのしくみづくり』では、
地域全体で認知症の方や家族を支える取り組みとして、認知症コーディネーター養成研修、
もの忘れ予防・相談検診~介護予防教室「ほのぼの会」、小中学校の絵本教室・
認知症サポーター養成講座、認知症SOSネットワーク~模擬訓練~などについて
お話しいただきました。
認知症の方ご本人の、「自分のことが心配」「落ち着いた波の無い、平穏な日を暮らしたい」
「近所の人たちが声をかけ合えば暮らしやすくなる」「私も何かできることあれば、
協力しますよ」などの声も紹介され、当事者の声や力を活かしたまちづくりを目指されている
ことが印象に残りました。

 
 
 

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