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    2017.05.26
    【社会福祉学科】 医療的ケア『実地研修』に向けての復習を行いました(5/26)
~介護福祉コース『卒業生』へのフォローアップ研修~

平成28年3月卒業生からは介護福祉士資格に
喀痰吸引(口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部)
および経管栄養(胃ろう・腸ろう、経鼻経管)の
医療的ケアを業とすることが包含されました。

在学中に基本研修(講義50時間、演習)を受け、
卒業後に実地研修が修了すれば、
一定の条件の下にたんの吸引等の行為を実施できることとなります。

医療ニーズの高まりにより、
卒業生も実地研修を受ける必要性のある現場が増えてきました。
そこで、実地研修に向けて、知識・技術の復習を行うため、
5月12日(金)より卒業生へのフォローアップ研修会を開催しています。



勤務の都合等で時間の確保が厳しい中、
県内の福祉施設へ就職した学生8名がこれまで参加しました(延べ4日間、2人~4人ずつ)。
研修では、喀痰吸引、経管栄養の順に復習を行いましたが、
大事なポイントを忘れていることも多く、
あらためて医療的ケアの手技の難しさや
エビデンス不足を実感していました。

3時間~4時間の短時間の研修でしたが、
終了後は在学中に学んだことを思い出し、
自信・安心へとつながった様子が窺えました。



今後も県内外を問わず、
引き続き卒業生に向けた研修会を実施したいと思いますので、
積極的に来校し、スキルアップの機会にしていただきたいと思います。

なお、研修会は不定期で日程は話し合いをしながら進めていきます。
1名からでも可能です。

また、医療的ケアに限らず、
介護福祉士としての研鑽を積むために、なんでもご相談ください。
他職種と協働し医療的ケアを行うことにより、
医療的ニーズを抱える方のQOLを高めることのできる
介護福祉士は今後ますます期待される存在です!!

★研修のお問い合わせ・申し込みは…
  社会福祉学科 安徳 まで

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