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心理カウンセリング学科

    お知らせ2016.05.16
    【心理カウンセリング学科】戦争体験インタビューの報告集が完成しました!
心理カウンセリング学科では,戦後70年目を迎えた昨年夏から秋にかけて、
戦争体験者にインタビューをおこなってきましたcat_thanks

この度、18名分のインタビュー内容をまとめた報告集「戦争体験者の語り―受け継がれる言葉―」(全140ページ)が
完成しましたpenguin



ご協力いただいたのは、大学の生涯学習センター・エルダーカレッジ(佐賀キャンパス)や地域連携センター・チャレンジ幸齢セミナー(神埼キャンパス)の受講者、元本学教員など本学にゆかりのある方々ですnikkori

終戦の日を佐賀、福岡、長崎、山口、鹿児島、愛知、そして朝鮮半島で迎えられた73歳~89歳までの方々です。
陸軍に徴兵されたり、学徒動員で空襲を経験したり、中学生、国民学校の生徒として・・・等、それぞれのかけがえのない貴重な体験をお話ししてくださいました。


このインタビューは心理カウンセリング学科2年「カウンセリング実践演習Ⅰ」(古賀・長野担当)の授業の一環としておこなわれました。
実際に学生自らが聴き手となって戦争体験の語りに耳を傾けるなかで、カウンセリングの基本である”傾聴”を学ぶ機会となりました。

1期生(現3年生)44名の学生がグループに分かれ、昨夏~秋にかけて個別にインタビューを実施し、逐語録を作成後、報告集用の原稿を作成しました。

6名の編集委員が12月~3月にかけて文章を統一感のある形へまとめなおし、表紙やカットの挿絵なども自分たちで
描き、その当時を知るインタビュー協力者にアドバイスを受けながら完成に至りました。

報告集は、今後大学の授業の中でも活かしていく予定です。
これからも、戦中、戦後の体験を次の世代に繋げるような取り組みをささやかながらも続けていく予定ですbear_thanks


  ~編集後記~

  皆様と先生方のご協力により、戦争体験インタビュー報告記が完成しました。
  協力者の皆様には作成の過程で修正箇所の指摘を頂くなどお手数をおかけしましたが、
    その分戦争体験が読み手へより伝わるものとなったと思います。
    編集をすることで、漠然とした当時の状況が具体的な理解へと繋がったと感じます。
     戦争を 語り継ぐことは、平和な時代を築くために必要であり、私たち学生も平和な時
     代を築く役割を担わなくてはならないのだと再認しました。
     最後になりますが、インタビューにご協力いただいた皆様には心より感謝申し上げます。
                                                                                                      (編集委員一同)


 

 
事前学習として行われた石丸虎彦先生を招いての戦争体験特別講話の際、学生とインタビュー協力者とともに記念写真を撮りましたglad




インタビューの様子nikkori




編集委員による文章推敲作業・・・時間をかけて丁寧に編集しましたhakota_thanks




表紙・扉絵・挿絵&全体のとりまとめを担当した編集委員の2名です。
とても素晴らしい絵を描いてくれましたrabit



★朝日新聞、佐賀新聞にも報告会の様子が掲載されました★ 
   
   ⇒ /uploads/ck/adminmajor/files/20160517_180548.pdf(佐賀新聞 2016年1月14日付)   
                                          
            /uploads/ck/adminmajor/files/20160517_183455.pdf (朝日新聞 2016年4月13日付) 承認番号 A16-0136

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