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3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

 本学の建学の精神は「高度の知識を授け、人間性の高揚を図り、専門知識と応用技術をもって社会に貢献し、世界文化の向上と人類福祉に寄与する人物を養成する」である。
 この建学の精神(理念)のもと、本学では「①栄養、福祉、保育・教育、多文化理解・共生」に関する専門的知識・技能を有する人材を育成すること ②社会人としての汎用的能力の醸成を図りながら、生涯地域社会や国際社会においてグローバルに活躍できる人材を育成すること」を目標として掲げる。
 これらの理念・目標を踏まえ、幼児保育学科、地域生活支援学科において、共通する到達目標を定め、それぞれ以下に示すような幅広い教育活動を展開する。

到達目標
主体的・自立的に行動できる確かな人間力
  1. 1自己の心と体の状態を把握し、健康な生活管理を図ることができる。
  2. 2自己の良心と社会の規範やルールに則って行動できる。
  3. 3主体的に、自らを律して行動するとともに、目標実現のために協調・協働して行動できる。
  4. 4社会の一員としての意識を持ち、義務と権利を適正に行使しつつ、社会の発展のために積極的に関与できる。
  5. 5生涯にわたって自律・自立して学習できる。
教養ある専門職業人としての基礎力
  1. 1社会生活・職業生活にとって意味ある知識を獲得し、総合的に理解・使用することができる。
    ・多文化・異文化に関する知識の理解。
    ・人類文化、社会、自然に関する知識の理解。
  2. 2専攻する特定の学問分野における知識を体系的に獲得することができる。
  3. 3上記知識体系を外部的視点で捉え返すことができるとともに、自己と関連付け洗練していくことができる。
社会人としての汎用的能力
  1. 1確かな日本語に加え、一つ以上の外国語を用いて、読み、書き、話すことができる。
  2. 2自然や社会的事象について、図表等のシンボルを用いて分析、理解、表現することができる。
  3. 3ICTを用いて、多様な情報を収集・分析して適正に判断し、モラルに則って効果的に活用することができる。
  4. 4情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる。
  5. 5問題を発見し、その解決に必要な情報を収集・分析・整理し、その問題に的確に対応できる。
地域生活を支援し、創造する力
  1. 1上記Ⅰ~Ⅲの態度・志向性・知識・技能の知識を総合的に活用し、個人の職業生活及び社会生活のクオリティ向上を図ることができる。
  2. 2地域での実践活動をもとに、上記Ⅰ~Ⅲの知識・技能・態度・志向性を総合的に活用し、自発的に地域課題を解決することができる。
  3. 3上記Ⅰ~Ⅲの知識・技能・態度・志向性の総合的知識を統合し、個人の人間性の高揚を高めていくことができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の方針)

短期大学士課程における教育課程編成の方針
  1. 1西九州大学短期大学部は、学科の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を自ら開設し、体系的に教育課程を編成する。
  2. 2西九州大学短期大学部は、教育課程の編成に当たっては、学科の専攻に係る専門の学芸を教授するとともに、幅広く深い教養及び総合的な判断力を培い、確かな人間力を涵養するよう適切に配慮する。
短期大学士課程における教育課程運営の方針
  1. 1西九州大学短期大学部は「学位(短期大学士)授与の方針」に定めた、卒業時までに修得すべき知識・能力等が、カリキュラム体系のなかでどのように養成されるのかを示すため、シラバス等で「学位(短期大学士)授与の方針」で定められた知識・能力等との対応と、それら諸能力等を修得する方法を理解しやすいように配慮する。
  2. 2西九州大学短期大学部は、学生個々人の主体的で活発な勉学意欲を促進する立場から、予習・復習等、授業時間外の学修機会に加え、学外での体験的学修を通じ、諸課題に積極的に挑戦させる。
  3. 3西九州大学短期大学部は、学生が自己の到達度を自ら判断し、必要な科目を自ら選択し、履修計画を作成できるように教育課程を構成する。
  4. 4西九州大学短期大学部は、成績評価の公正さと透明性を確保するため、成績の評定は、各科目に掲げられた授業の狙い・目標に向けた到達度をめやすとして採点し、評価の客観性を担保するため、複次的・複層的な積み上げによる成績評価を行う。
アカデミックアセスメント・ポリシー<成績評価の方針>

各教科目において、到達目標に定める学修成果に対して評価の観点を明確にし、学生の成績評価を示す。
各教科目では学修に対する測定設計(手段、筆記試験、技能試験、パフォーマンス評価、ルーブリックなどの、真正の評価を含む)を行う。

  1. 1成績評価は、【態度・志向性】・【知識・理解】・【技能・表現】・【行動・経験・創造的思考力】の領域区分にある到達目標に記される学修成果として評価を行う。
  2. 2それぞれの教育内容に対応する学修成果について、知識の次元に類別(例えば、非認知的成果・知識成果・技能成果・認知的成果に類型)し、学修成果の到達基準(例えば、記憶・理解・応用・分析・評価・創造の段階的レベル)を設定し、各学修内容の測定法(例えば、筆記試験・技能試験・レポート・質疑応答・パフォーマンス・ルーブリック)を明確にして評価を行う。
  3. 3各学科の学士課程教育においては、各種専門資格・免許の養成に対して外部指標を設けアセスメントテスト等を実施し評価を行う。
エバリュエーション・ポリシー<学修成果の評価・改善の方針>
  • 評価
    学修成果の評価結果を本人に適切にフィードバックし、その後の改善や成長につなげていく。
  • 改善
    学修成果の評価結果は、直接的に関係するものとして、カリキュラム、コース内容または教育の改善、そして学修成果を改善する可能性がある変更に役立てる。

アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)

西九州大学短期大学部の教育の理念・目標に則り、各学科の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜を実施し、学力の3要素をはじめ、大学教育を受けるにふさわしい学力・適性等を多面的・総合的かつ公正に評価し、選抜する。

  1. 1高等教育レベルの基礎的・基本的な学力を有している。
  2. 2物事に関心を持ち、新たな発見や課題解決を進めるために必要な判断力やコミュニケーション力を有している。
  3. 3主体的に学習に取り組む姿勢、多様な人々と協働して学ぶ態度を有している。
  4. 4以上を基に、将来社会人職業人として地域社会に意欲的に貢献し、人間性をより高めていくことを志している。