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リハビリテーション学部 リハビリテーション学科関連情報一覧 園芸療法士について

理学療法士・作業療法士の国家試験受験資格に加え, 在学中に園芸療法士の資格取得が可能になります

 園芸療法とは

本学科はJAUCB(全国大学実務教育協会)に加入しており、リハビリテーションの必修科目に加えて園芸療法関係の4科目の選択科目(卒業認定単位に算入)を取得することによって、3年次の終了時点で「園芸療法士」の資格を取得することができます。園芸療法は認知症予防,精神科領域,老年期領域などにおける技法の一つとして活用することができますので、園芸というひとつの技法を突き詰めて学ぶことで、リハビリテーション全体を更に深く理解することができます。




 園芸療法とリハビリテーション

園芸療法は、身近な植物や花・野菜・果実やハーブなどの栽培や利用を通して患者さんのリハビリテーションを楽しく実践する方法です。
 認知症予防面では、穏やかな生命である植物や自然と関わる園芸作業には、認知症者であっても残存している可能性がある「手続き記憶」を、自然に無理なくかつ安全に有効活用できるという特徴があります。また、収穫物や作業自体や作業用具などがもたらす安心感や懐かしさは、回想(園芸回想法)として用いることもでき、栽培計画を立てるだけで予防効果が期待できる「園芸未来予想図」の作成につながります。私たちは、脳への快刺激となりやすいアロマを用いた嗅覚刺激や草花などの視覚刺激を活用し、アロマテラピーも含めた受動的な園芸療法も実践に取り入れています。


    



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